形成外科
駒越 翔
平成24年 岡山大学医学部卒業
専門医・資格
日本形成外科学会 形成外科専門医、日本創傷外科学会 専門医、日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科分野指導医
※専門:血管腫・脈管奇形
安藤 穂南
令和2年 愛媛大学医学部卒業
診療内容と科の特色
形成外科として様々な診療に携わっています。
相生市内では形成外科の関わる医療機関が乏しく、少しでも皆様のお力になれれば幸いです。
具体的な診療内容は以下のごとくです。
※記載のない疾患でも、対応できる場合もございます。ご不明な点はお気軽にご連絡下さい。
まぶた・きずあと・におい…
こんなお悩みありませんか?
まぶたが重い、視界が狭い→「眼瞼下垂」かも
まつげが目に当たり痛い・涙が出る→「眼瞼内反」かも
きずあと・しこり(瘢痕・ケロイド)
- ケガや手術のあとが赤く盛り上がっている
- かゆみや赤みがある
- 見た目が気になる
→手術や内服・テープ・塗り薬・注射などで
改善を目指せます
わきのお悩み
においや汗が気になる
→腋臭症(わきが)は保険手術で改善出来る可能性があります(入院の場合があります)
★多汗も状況に応じた対応が可能です
その他、治りにくい傷・皮膚のできもの・巻き爪なども対応しています。
お気軽に形成外科外来までご相談ください。
受診のご案内
【診療日】毎週金曜日(交代制で担当します)
【場所】半田中央病院 形成外科外来
□眼瞼下垂症
加齢やコンタクトレンズ長期使用など様々な要因がきっかけとなり、まぶたが下がってきてしまい視野を邪魔してしまう状態です。若年者や片側のみでも生じえます。
手術により余分な皮膚を除去したり、まぶたを開くための筋肉を引き締めたりすることで、まぶたの開けやすさを改善させることができます。
□眼瞼内反症・睫毛内反症(さかまつげ)
軽度であれば問題ないこともありますが、程度が悪化すると眼球を直接刺激することで眼球の傷を悪化させてしまいます。手術により中を向いている❛まつげ❜をしっかり外に向けることで改善を目指します。
□熱傷(やけど)
少しでも早期に治癒させることで、出来るだけ痕が残らない状態を目指します。軟膏処置のみで治癒を目指せない場合、植皮術(皮膚移植)などの手術を行う可能性があります。
□難治性潰瘍・褥瘡
寝たきり・糖尿病・動脈硬化やけがなど、様々な要因で長い期間治癒しない傷が生じます。
「キズの専門家」として、手術はもちろんのこと、種々の塗り薬や特殊なガーゼなどを使用して、治らない原因にアプローチしつつ治癒を目指します。
□皮膚のできもの
良性・悪性(皮膚がん)に関わらず対応可能です。いぼの様な程度の軽いものは液体窒素でも対応可能ですが、ものによっては大きな切除が必要となり、植皮術や皮弁術といった別の部位からの皮膚移植技術により傷を閉じる必要性があります。
※当院では実施可能な治療が少ないですが、「血管腫」の専門家として、行き場のない患者様に治療方法を提案することが可能です。
□巻き爪・陥入爪(かんにゅうそう)
テープやコットンで当たりを予防したり、歩行方法・爪の切り方の調整などで治癒を目指すことが多いです。場合によっては靴・インソールを調整して爪への負荷を予防します。
爪が食い込んで傷になったり、感染を伴っている場合は、手術対応(「フェノール法」を主に実施します)する場合もあります。
□腋臭症(わきが)・多汗症
「わきが」では、手術により臭いのもとになるアポクリン汗腺を除去することで、保険診療内で治癒を目指すことが可能です。傷が残る・入院が必要、といった欠点があります。他、脱毛レーザー(保険外診療)や、外用薬による介入を検討する場合もあります。
□シミ・脱毛治療(ほとんどが「保険外診療」です)
- シミに対しては、内服・外用剤・レーザーを駆使して可能な限りの改善を目指します。
- 脱毛に関しては、「GentleLase Pro」という機器を使用しています。より安全で確実な医療脱毛を提供します。